(2021.4.25)

 

 

  

茨城県ひたちなか市にある国営「ひたち海浜公園」のネモフィラが見頃を迎えているというので行ってきました。

昨春は新型コロナウイルスの感染拡大により4〜5月にかけて休園したため、ネモフィラの公開は2年振りということになります。

ひたち海浜公園は昨秋にもコキアの紅葉(2020.11.8号)をご覧いただきましたが、ネモフィラはコキアと同じ「みはらしの丘」に植栽されています。

樹林帯を抜けてゆくと木の間越しにネモフィラの群生が見えてきます。
ちびっ子が「あっ、海だ!」とはしゃいでいました。
たしかに、ここは海辺の公園ですが…(笑)

今年は2年振りの公開ということもあってか、昨年より植栽面積も本数も20%アップして、4.2haに530万本が植えられたそうで、たしかにネモフィラが丘全体を覆い尽くして見渡すかぎり青一色です。
感染症対策の一環として、丘への登りルートと下りルートが分けられて一方通行になっていますが、それにしても(私を含めて)人多過ぎ!!
ネモフィラとはムラサキ科、ネモフィラ属の秋まき一年草で北米が原産です。
秋のコキアも一年草なので、ネモフィラが終わり次第コキアを植え付け、コキアが終わり次第ネモフィラを植え付け、を繰り返しているようです。
英名は「Baby Blue Eyes」という何とも愛らしい名前がついていますが、和名はその草姿を唐草模様になぞらえて「瑠璃唐草」(るりからくさ)と呼ばれます。
みはらしの丘の近くには菜の花畑もあって、こちらも今年は面積、本数ともに1.5倍に増量(笑)して、ネモフィラの青と絶妙のコントラストを見せています。
スイセンガーデンはやや見頃を過ぎていましたが、それでも林間にひろがる可憐な花々は十分見応えがありました。
チューリップ畑では様々な色や形の花々25万本がちょうど見頃を迎えていました。
ウエディングの前撮りも複数組見かけました。