(2009.1.11)


   

 

   

今年も新年の「撮り初め」は富士山になりました。できるだけ既出の撮影地とかぶらないようにしましたが、どうしても外せない撮影地もあり、いつかご覧になったような写真もまざっていますが、すべて今回あらたに撮影したものです。

富士山麓での撮影は、光線の具合を考えると、東麓から西麓へ反時計回りに巡る格好になるため(右図ご参照)、スタートはやはり山中湖になります。

ここは去年の新年号(「新春の富士」 2008-1-20)でご覧いただいた場所で、同じような写真の再掲になって気が引けますが、やはり夜明けの紅富士はどうしても外せないのでご容赦願います。ここは山中湖の東岸にある「平野」という地区で、富士山周辺に数あるフォトスポットのなかでも白眉ともいうべき、ある意味「カメラマンの聖地」と言っても過言ではないポイントです。

ここは湖畔から少し登った「パノラマ台」という場所で、雄大な裾野を広げる富士山と山中湖、その向こうには白銀をいただく南アルプスの山々を一望できます。

ここは忍野(おしの)八海という場所で、富士山の伏流水が湧き出る清冽な泉が点在しているところです。まったく余談ですが、山中湖も忍野も観光資源に恵まれているためか、さほど広域でもないのに町村合併しないで、山中湖村/忍野村のままで頑張っています。

ここは富士五湖の西端に位置する本栖湖です。旧五千札や新千円札の裏に描かれているのが、ここから見た富士山で、長年にわたって富士山を撮り続けた故岡田紅陽氏の写真が原画になっています。

ここは西麓の朝霧高原という所で、この辺りから静岡県(富士宮市)になります。広大な草原で放牧が行われていて、フィルムカメラ時代にここで撮った写真を管理人の今年の年賀状に使用したので、ご覧いただいた方もおられるかと思います。


これは「富士山スカイライン」の途中にある西臼塚駐車場から見上げた富士山です。

ここは南麓の十里木という所で、もう少し粘れば残照に映える富士山を拝めたと思いますが、帰路の渋滞が気になって早々に撤収してしまいました。