今回は広島県の尾道からしまなみ海道を経て愛媛県の松山方面を周遊してきたので、今号と次号に分けてその様子をご覧いただきます。

普段、N's TOWNでは関東近県(たまに北海道)ばかりうろついているため、西日本はほとんど白紙状態で、四国にいたっては今回が「初上陸」(!)となります。

皆様方にはご存知のありきたりの場所ばかりですが、どうか温かい目でご覧いただければ幸いです。m(_ _)m
それでは、羽田発6:50のJAL便で広島空港へ向けて出発します。
先ずは尾道を散策します。
ロープウェイで千光寺山へ上がります。
尾道は山が海に迫っている坂の町で、山頂の展望台からは尾道水道を挟んで対岸の向島を一望できます。
尾道水道は幅200〜300mの狭い水路で、尾道大橋(国道317号)と新尾道大橋(しまなみ海道)が架かっています。
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対岸にはたくさんの造船所が見えます。
入り組んだ坂道と路地には独特の情趣があり、最近では猫が戯れる町としても人気のようです。
古民家を改造した猫雑貨のお店のようです。


もとは地元の資産家の別邸(築100年の登録有形文化財)で、現在はゲストハウス「みはらし亭」として利用されています。
天寧寺という曹洞宗の古刹で、三重塔は国の重文に指定されています。
尾道はとにかくお寺の多い町です。


尾道を切り上げ、しまなみ海道を経て大三島の盛港へ向かいました。
生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋です。
資料によれば、中央支間長890m、全長1,480mの美しい斜張橋で、完成当時(1999年)は世界最長の斜張橋だったとのことです。


盛港からフェリーで大久野島へ渡ります。
15分ほどで到着です。


大久野島は周囲4qほどの小島で、島内に棲息する500〜600羽(竹原市観光協会HP)の野生ウサギをお目当てに、たくさんの観光客で賑わっています。
盛港のフェリー乗り場でウサギの餌(ペレット)を買えますが、かつて管理人宅でもウサギを飼っていた経験から、家人がキャベツの葉を持参したところ完食してくれました。
ウサギは穴を掘って生活環境を整える習性があり、休暇村の前庭(↑↑)は穴ぼこだらけです(笑)。


大久野島では太平洋戦争中、陸軍が毒ガスを製造していて、その残骸がいまも島内に残っています。
現在の長閑な景色からは想像できないおぞましい歴史です。
これは発電棟だった建物です。



大久野島から大三島へ戻り、再びしまなみ海道を経て、大島の亀老山へやって来ました。
山頂まで車で上がることができ、建築家の隈研吾氏がデザインした展望台があります。
展望台からは大島と四国(今治市)を隔てる来島(くるしま)海峡と、それを跨ぐしまなみ海道の来島海峡大橋を一望することができます。
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来島海峡は瀬戸内海のほぼ中央に位置し多くの船が往来する海域ですが、関門海峡、鳴門海峡と並ぶ3大急潮の海峡で、今も昔も海の難所として有名です。

このため、潮流に応じて航行する水路が定められていて、海峡の要所要所には「潮流信号所」が設けられています。

この時の潮流は北(画面の右方向)へ向かって流れているため、写真に写っている貨物船(↑↑)は手前の中水道を(画面の左から右へ)北航しています。

ちなみに、この時の潮流は時速約8ノット(秒速約4m)と結構な急流です。
来島海峡大橋は3連の長大吊り橋で、暮れなずむ来島海峡に静かに横たわる巨大構造物を目の前にして、(大袈裟ですが)自然と文明の融合と調和に思わず粛然となります。
最後まで見ていただき有り難うございました。
次号では後編として松山とその周辺の様子をお目にかける予定です。





     
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