(2023.9.24)

   

 

夏から秋へ季節が移るこの時季は意外と写材に事欠く季節で毎年苦労しますが、今回も定番の「彼岸花」を取材してきたのでご覧いただきます。

神奈川県伊勢原市の北方、日向(ひなた)地区にはヒガンバナが群生していて、緑の山並みと黄金色に実った稲穂に映えて、秋の田園風景になくてはならない彩りとなっています。

一帯は日向薬師へ向かう道筋でもあることから、「日向薬師の彼岸花」として有名で、シーズンにはたくさんの来訪者で賑わいます。
稲刈りを待つばかりの田んぼです。


こちらはソバ畑です。


アカネトンボが羽を休めていました。


ここの彼岸花は観光資源として人工的に植栽されているのではなく自然に群生している(←多分)のがとても好ましいです。


「日向薬師(ひなたやくし)」は奈良時代の僧、行基による開山と伝えられる真言宗の古刹で、立派な本堂(薬師堂)は国の重文に指定されています。
最寄りのバス停までは急な参道を下って15分ほどです。