(2023.8.13)

   

 

盛夏の写材といえば先ず思い浮かぶのがヒマワリですが、今回は山梨県にあるヒマワリ畑を2ヵ所取材してきたのでその様子をご覧いただきます。

先ずは、山中湖の近くにある「花の都公園」というところです。
約30万本のヒマワリが植えられています。
最近では100万本を超す巨大ヒマワリ畑もありますが、夏富士の裾野を埋めつくす黄色い世界はやはり格別です。
ここの撮影は何ひとつ難しいことはありません。

アクセスも容易で足場もバッチリです。唯一、気をつけることは「とにかく早朝に撮る!」ということだけです。

この時期は10時(日によっては9時)を過ぎると雲が湧いてきて、右の写真のように八合目あたりから上は雲隠れです。

ヒマワリ畑を撮るだけなら管理人の近所にも見事なヒマワリ畑があります。やはり富士山が見えないことには、お金と時間をかけてわざわざここまで来る意味がありませんからね(笑)。

(C) 富士五湖.TV
ヒマワリの花季は2週間ほどで短くはないのですが、直ぐに花勢が衰えてうつむいてしまうため、開花したらあまり時日をおかずに撮るのがポイントです。
そのド派手な姿かたちと、目にも鮮やかな黄色で、真夏の日差しに負けない強烈な存在感があります。
百日草も見頃を迎えていました。



花の都公園から県北西部の北杜市にあるヒマワリ畑へ向かいました。
中央道の韮崎インターから15分ほどの明野地区というところにあるヒマワリ畑です。
約60万本のヒマワリが植えられた県内屈指のヒマワリ畑ですが、今回は花の都公園にタイミングを合わせたため、こちらはまだ数区画が開花しているのみで、本格的な開花は8月に入ってからのようです。
甲斐駒ヶ岳や北岳といった南アルプスの山々を正面に望む絶景の地ですが、やはり夏雲が懸かってしまいました。
この日はあまりの暑さに早仕舞いしたため、今号は「ミニ更新」で失礼します。