(2022.11.13)

   

 

9月の下旬に上信越国境をスタートした関東地方の紅葉前線も次第に里へ下りて佳境に入ってきました。

そこで、今回は立川市と昭島市にまたがる「昭和記念公園」で、見頃を迎えつつあるイチョウの黄葉を中心に取材してきたのでその様子をご覧いただきます。
西立川口から入場しました。


昭島口の手前にある無料区画にも見事なイチョウがあってちょっとした穴場です。
昭和記念公園は、昭和天皇の御在位50年を記念して、旧立川基地の跡地に1983(昭和58)年に開園された国営公園です。

総面積は180ha(←ほぼディズニーリゾートに匹敵)におよぶ広大な公園で、この時期は園内のイチョウ並木が黄葉して、晩秋の雰囲気を盛り上げます。

都内には明治神宮外苑や代々木公園などにも見事なイチョウ並木があって、都の木に指定されているほか、東京大学のマーク(校章)にもデザインされるなど、何かと東京と縁の深い木です。
かたらいのイチョウ並木も見頃を迎えつつありましたが、落葉が散り敷くにはあと一週間ほどかかりそうでした。


並木道の入口にアルミプレートの反射板が置いてあって水面に映ったような画像が撮れる仕掛です。


最近こうした場所でよく遭遇するのが愛犬家の撮影会とコスプレイヤーとウエディングの前撮りで、この日も随所で見かけました。
日本庭園周辺ではカエデの紅葉を見ることができます。
立ち寄るのを忘れましたが、日本庭園の奥には盆栽園もあります。
立川口の近くにあるカナールのイチョウ並木です。
こちらもまだ青葉の木もあって「八分咲き」といったところでした。