(2018.6.24)

 

  

今年もアジサイの季節が巡ってきましたが、青や紫を基調にした颯爽とした色づかいは、鬱陶しい梅雨空にあって一服の清涼剤といったところで、自然の巧まざる配剤につくづく感心します。

今回はそんなアジサイを求めて、千葉県茂原市にある「あじさい屋敷」を取材してきたので、その様子をご覧いただくことにします。

茂原市は千葉県の東部にあって、けっこう不便なところ(茂原市の皆さんゴメンナサイ)でしたが、近年は圏央道が通じたお陰で簡単にアクセスできるようになりました。

屋敷の由来はよく分かりませんが、立派な門構えや濠を模したような小さな水路をみると、近世の陣屋があったところか、それを意識した造りらしいです。

あじさい屋敷は裏山の斜面に、約300品種、10,000株以上の色とりどりのアジサイが植栽されていて、6〜7月上旬の花季には大勢の観光客で賑わいます。

アジサイに限っては曇天が撮影日和ですが、ここは山の斜面に分け入るような場所もあるので履物に注意する必要があり、雨上がりなどには長靴があると足元を気にしないでドンドン歩けるのでお奨めです。