(2018.4.8)

 

 

  

今年は3月に暖かい日が続いたため全国的に桜の開花が早く、関東地方でも例年に較べて一週間から10日ほど早く満開になり、平野部では4月の第一週にあらかた散ってしまいました。

この時期はN's TOWNでも書き入れ時ですが、気がつけば近隣の花季が終わってしまったため、桜前線を追いかけて急ぎ北上することにし、今回は手始めに群馬県の「赤城南面千本桜」を取材してきたので、その様子をご覧いただきます。

赤城山は関東平野の北縁に聳える山塊で、標高は1,200〜1,800m程度ですが、大きく裾野を伸ばした雄大な山容から、上毛三山の一峰に数えられ、日本百名山にも選ばれています。

その赤城山の南麓に広がるのが赤城南面千本桜と呼ばれる桜並木で、約3.5kmの市道に約1,400本の桜が咲き誇り、満開時には見事な桜のトンネルとなります。

資料によれば、1956(昭和31)年から地元の人達により植樹が始まったもので、「日本さくら名所100選」にも選定されていて、群馬県を代表する桜の名所として、毎年県内外から10万人を超える観光客が訪れています。

また、桜並木の周辺の園地も良く整備されていて、菜の花や芝桜などと満開の桜との贅沢な競艶を楽しむことができます。
…と、前講釈はこれくらいにして、どうぞご覧下さい。