(2017.12.17)

 

 

  

9月の下旬に上信越国境をスタートした関東地方の紅葉前線も、今号をご覧いただく頃にはすっかり終わってしまいましたが、今回は少し遡って11月中旬の箱根の紅葉をご覧いただくことにします。

箱根にも紅葉のスポットがたくさんありますが、どちらかというと元箱根や箱根関所がある南部よりも、仙石原、強羅、桃源台といった北部の方が見どころが多いように思います。
まずは仙石原にある長安寺です。
ここは1356年創建の曹洞宗の古刹で、国道(138号)のすぐ脇とは思えない静かな境内です。
紅葉に彩られた境内を進むと、五百羅漢像が次々と現れてちょっとドキッとします。
つぎに強羅の箱根美術館へ回りました。
強羅公園のお隣、ケーブルカーの「公園上駅」のすぐ脇にあります。
ここは世界救世教の教祖、岡田茂吉氏が1952(昭和27)年に開設した美術館で、熱海にあるMOA美術館(1982(昭和57)年開館)とは姉妹館になります。
美術館もさることながら、庭園の紅葉が有名で、箱根の紅葉といえば必ず紹介されるスポットです。
最後に桃源台地区に立ち寄りました。
箱根レイクホテルの周辺にもモミジやカエデの色づきを見ることができます。
日が陰ってきたので彩りはいまひとつですが、どぎつい影がでないという利点もあります。
これにて今年の紅葉は撮り納めになります。



今年は今号が「更新納め」になります。
一年間ご覧いただき有り難うございました。

来年も引き続きお立ち寄りのうえご笑覧を願い上げます。
年始の「更新初め」は1月7日の予定です。

それでは、少し早いですが
Merry Christmas and Happy New Year ! 皆さまよいお年をお迎えください。