ガイドブックによれば、千畳敷駅~木曽駒ヶ岳山頂のコースは「初級」で、往復の所要時間は約4時間とありますが、管理人のように普段運動不足の者にとっては結構なハードワークです。 |
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とくにキツイのはお椀(カール)の底からお椀の縁へ上る「八丁坂」という箇所で、先ほどの地図でも分かるように、約200mの高低差をほぼ直登するのでなかなか堪えます。 |
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さらに、標高も2,650mを超えているため、高地に馴れていない管理人などは、たちまち息が上がってしまいます。 |
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「蟻の熊野詣」という言葉が思い出される光景です(笑).
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稜線の「乗越浄土」へ辿り着いたときはヘトヘトでしばらくへたり込んでしまいました。 ちなみに、「乗越」と書いて「のっこし」と読みます。山の鞍部を表す登山用語(?)のようです。 |
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乗越浄土から中岳(2,925m)へ向かいます。画面右手の岩山は宝剣山(2,931m)です。ここからは尾根道を歩くので八丁坂のような急登はありませんが、中岳も木曽駒ヶ岳も大きな岩がゴロゴロしているところを登り降りするため足元から目が離せません。
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中岳から見た木曽駒ヶ岳です。中岳からいったん60mほど下って鞍部にある「頂上山荘」(青い屋根)の脇を通り、あらためて100mほど登り返した先が木曽駒ヶ岳の山頂です。
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木曽駒ヶ岳の頂上へ向けて最後の登りです。 |
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ようやくゴールの木曽駒ヶ岳山頂に到着です。 |
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頂上はなだらかで結構なスペースがあるため、大勢の人が360度の景観を楽しんでいます。 |
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「木曽駒ヶ岳神社」の奥宮です。里宮は麓の上松町にあります。 |
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頂上にはもう一社、「伊那駒ヶ岳神社」の奥宮もあることを帰ってから知りました(残念!)。
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正面が中岳、その右奥が宝剣岳です。
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木曽谷方向です。
右手奥に雲が懸かっているのが3年前に噴火した御嶽山(3,067m)です。 |
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乗鞍岳から北アルプス方向を望みますが、雲が懸かってよく分かりません。
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山頂からの眺望を1時間ほど堪能して、もと来た道を帰途につきます。
正面の中岳への最後の登りが堪えます(笑)。
画面奥の左手に富士山が少し頭を覗かせています。
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ヘロヘロになりながら中岳を越えて乗越浄土へ戻ってきました。 |
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千畳敷カールを見下ろしながら八丁坂を慎重に下ります。 |
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午後の斜光に紅葉が映えて疲れも吹っ飛ぶ絶景です。 |
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朝に眺めた剣ヶ池を見下ろします。 |
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無事、千畳敷駅へ戻ってきました。
写真を撮りながらではありますが往復7時間の行程になりました。
よく頑張りました、疲れました(笑)。
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ハイシーズンには午後の下りロープウェイが混雑します。この日(9/29)は平日(金曜)だったので1時間待ちで済みましたが、翌々日の10/1(日曜)は最大3時間半待ち(!)になったようです。 |
次号では乗鞍岳の紅葉をご覧いただきます。
次回の更新は11月5日の予定です。 |