(2015.5.3)

 

 

 

今回は富士山周辺の桜を撮影に出かけたついでに、三ツ峠山に立ち寄りましたので、その様子をご覧いただきます。

三ツ峠山は河口湖の背後に位置する標高1,785mの山で、四季を通じて富士山の眺望が素晴らしいことから、カメラマンの聖地(笑)ともいわれていますが、それだけに撮り尽くされた感も否めません。

登山道は3本ありますが、今回は河口湖側から登りました。登山口の駐車場から頂上まで標高差500mほどを、1時間強かけて登ります。

登山道は良く整備されているのでハイキング感覚でOKですが、この日(4月初旬)は山頂付近にまだ残雪があり、道がぬかるんで少し難渋しました。

山頂は見通しがいいため、NTTのアンテナや反射板が林立しています。

山頂近くにある「四季楽園」という山荘です。

山頂直下の屏風岩は高さ150m、傾斜70度に及び、ロッククライミングの練習場として有名です。

左側が三ツ峠山荘、右側が四季山荘、尾根の向こう側が河口湖方面からの登山口です。

山梨県側から眺める富士山は、山頂から裾野に至る左右の稜線が、静岡県側のそれに較べて、少しもよどみがなく、秀麗な山体を際立たせて見事です。山頂で出会ったドイツ人のグループが、しきりに感嘆の声を上げていました。

この日は雲ひとつない晴天でしたが、到着が午後おそく(15時過ぎ)になってしまったため、富士山は(半)逆光のなかに霞んでしまい、(当然)カメラマンは誰もいませんでした(笑)。

ここは、やはり寒い時期の早朝が狙い目なので、何れ時季を選んで再訪のうえ撮り直したいと思っています。