(2014.10.19)

 

 

千葉県の北西部、利根川と江戸川に挟まれた一帯は、古くから湿原が複雑に入り組んだ谷津(やつ)という独特の地形が拡がっていました。

現在では開発が進んで、昔の面影を見ることは少なくなりましたが、江戸川と利根川を結ぶ利根運河の北岸には、理窓会記念自然公園(通称、理窓公園)という広大な公園があって、東葛地方の原風景を今に伝えています。
ここは東京理科大の野田キャンパスに隣接した場所で、同大学の同窓会「理窓会」が大学創立100周年を記念して1980(昭和55)年6月に開園した面積約13haに及ぶ自然豊かな公園です。

園内には全長2.5kmの遊歩道が整備されていて、地元の人達の散策スポットになっています。