(2006.12.31)


   

 

     

今回は都内の六義園に名残の紅葉を追いかけてきたのでご覧いただきます。

六義園と書いて「りくぎえん」と読みます。ここは、1695年(元禄8年)に、5代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が、綱吉から賜った地に造成した庭園で、小石川後楽園と並ぶ江戸時代の代表的な大名庭園といわれています。

明治になって三菱の創業者である岩崎弥太郎が購入、その後、1938年(昭和13年)に東京市(都)に寄贈され現在に至っています。また、1953年(昭和28年)には国の特別名勝に指定されています。


そして、紅葉シーズンのフィナーレはいつもイチョウです。イチョウは東京都の木にも制定されていて、至るところで見ることができますが、一番見事なのは代々木公園の周辺です。赤みを帯びた夕陽に映えるイチョウの深い黄金色は、日本の晩秋になくてはならない彩りです。

一年間ご覧いただき有り難うございました。
来年も引き続きお立ち寄りのうえご笑覧を願い上げます。

それでは、
皆様よいお年をお迎えください。
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