(2006.4.2)


   

 

    

関越自動車道の高崎インターから国道18号線を横川方面へ約15キロ走ると、左手の丘陵斜面いっぱいに拡がる東邦亜鉛の安中(あんなか)精錬所が見えてきますが、この辺りから右手(榛名山方向)へ15分ほど入ったところに秋間(あきま)梅林があります。

安中市から榛名町にかけての榛名山麓は採果用の梅の栽培が盛んで、お隣の箕郷(みさと)町にも見事な梅林があります。ちなみに、管理人は仕事で2年間ほど高崎に住んだことがあるので、この辺りの事情はちょっとだけ詳しいです(エヘン)。

なお、箕郷町は今年1月に近隣の町村とともに高崎市に併合されました。ちなみに、榛名町はまだ孤高を守っています。(←久し振りの蘊蓄)

(…ということで)秋間の梅林も、摘果し易いように(?)、低く仕立てられた梅の木がよく手入れされた梅畑に立ち並んでいて、他所の梅林とは少し趣を異にしますが、一箇所にたくさんの木が密生しているため、上から見下ろすと淡桃色の絨毯が谷を埋め尽くしているようで、下から見上げると春霞がたなびきながら山肌を降りてくるようで、何ともいえない風情があります。