(2005.11.27)


   

 

    

今年の紅葉はお天気に恵まれないうちに早くも終盤戦になってしまいました。今回は里の紅葉ということで、立川の「昭和記念公園」(こちらはイチョウ=黄葉が中心)と、松戸の「本土寺」(こちらはモミジ=紅葉が中心)をご覧いただきます。なお、本土寺の方は去年の取材(いわゆる「蔵出し」)なので、予めお断りしておきます。

昭和記念公園は、昭和天皇の在位50年を記念して、立川基地の跡地に昭和58年に開園された180haにおよぶ国営公園です。この時期は園内3箇所の銀杏並木が黄葉して、晩秋の雰囲気を盛り上げます。ちなみに、イチョウは東京都の木で、明治神宮外苑や代々木公園にも見事な並木があります。


本土寺は千葉県松戸市にある日蓮宗の古刹で、寺の縁起によれば、建治3年(1277年)の創建とあるので、700余年の歴史を数えることになります。「花の寺」としても有名で、初夏の菖蒲とアジサイ、晩秋の紅葉の時期には大変な賑わいをみせます。
N's TOWNでもかつて当寺のアジサイをご紹介しました。