(2005.6.12)


   

 

  

何事によらず、現場での臨機の対応に年季と腕前が現れるといいますが、写真も例外ではありません。「晴れは晴れの、雨は雨の撮り方がある」といわれます。

とくに、自然を相手にする風景写真の場合は、思いがけない雨に見舞われることがよくありますが、管理人のような素人はちょっとコンディションが悪くなると、たちまち馬脚を現す羽目になります。

今回はそんな雨に祟られた撮影行になりました。雨天はどうしてもコントラストや彩度が下がってしまうため、未熟者はお手上げです。「戸隠・上高地」などと大上段に振りかざしたタイトルが我ながら恨めしく思えます。

この写真は戸隠神社・奥社の近くにある森林植物園の水芭蕉群落です。
上高地では大正池から河童橋まで散策しました。この辺りは標高1,500メートルほどあるため、山々にはまだ残雪が見られます。上の写真は大正池で、背後の山は焼岳です。下の写真は田代池です。

下の写真は帝国ホテルの玄関脇にある売店(?)です。
ご存じ河童橋と梓川の清流です。正面にはお天気が良ければ穂高連峰が望めます。