(2005.4.24)


   

 

   

今回は利根運河の桜を中心にご覧いただきます。利根運河はN's TOWNの創刊号(2001.4.1号)で取りあげた所で、N's TOWNにとっては「発祥の地」ともいえる特別の場所です。2年前の創刊2周年記念特別号(2003.4.6号)でもご紹介したため、利根運河についてのウンチクは割愛しますので、詳しい説明はバックナンバーの方をご覧ください。

ここは管理人の地元、というか庭先(失礼!)のような場所で、普段から頻繁に行き来している所ですが、桜が咲いた途端に日頃見慣れた景色が一変する様子は、地元ならではの驚きと感動があります。また、「地元ならでは」といえば、開花・お天気・人出などを見計らいながら、自在に出動のタイミングを計れるというアドバンテージがあり、これは桜のように花季が短い花の撮影にはかけがえのない地の利です。


利根運河の桜は今回で3回目の取材になります。年によって花のつき具合やお天気の様子が微妙に異なるため、毎回新しい発見があって何度足を運んでも飽きません。一方、いつもカメラを向ける撮影ポイントも何ヶ所かあって、下の2枚もそうした写真のひとつですが、昔の写真と並べて較べてみると、図らずも自分の機材と技量の「定点観測」になって、恥ずかしいような懐かしいような不思議な気分になります。


下の写真は利根運河の桜ではありませんが、地元の寺院にあるしだれ桜です。樹齢200年(300年という資料もあり)のしだれ桜ですが、今年は花のつき具合がとくに見事のように見受けました。境内には大振りのソメイヨシノ(?)もあって、地元ではちょっとした名所になっています。夜間はライトアップされます。