(2004.-3.-7)


   

 世界ラン展参観記

 

マニア(mania)という単語を辞書で引くと「執心、狂気、偏執」とあるように、凡そ「趣味道楽の世界」というのは余人にはとうてい窺い知れない奥深いものです。逆に、「窺い知れる」程度のものを趣味と呼ぶのはおこがましい限りと言うべきでしょう。よって、サラリーマンが「趣味はゴルフです」というのは「身の程知らずも甚だしい!」ということになります。



会場の様子
突然なにを言いだすのかと驚かれたかと思いますが、今回はそんな趣味道楽の世界を垣間見てきたのでご紹介します。「世界ラン展日本大賞」という催事がそれで、毎年2月に東京ドームを1週間(今年は2/21〜29)借り切って開催されます。



例によって、写真をクリックすると大きい画像が見られます。

管理人は花木のことは人一倍疎いため、ランのことも何も知りませんが、世の中にランの愛好家がこんなに沢山いるのか(失礼、おられるのか)とビックリしました。あの広い東京ドームが連日身動きもままならない大混雑で、これが彼ら(失礼、ラン愛好家の方々)にとって、いかに見逃せないビッグイベントかということがよく分かります。北海道から泊まりがけで来ているという一行も見かけました。
 
観客の顔ぶれを仔細に観察してみると、オバサン(失礼、中高年のご婦人)と、その付き添いとおぼしきオジサンが大半で、この集団で全体の80〜90%を占めています。何を隠そう(!)、管理人もその「付き添い」の一人で、これらの集団は5〜10年後にはきっと巣鴨のとげぬき地蔵方面に出没する(失礼、お出ましになる)ものと思われます。
今回は管理人が苦手な花の写真がテーマになったため、コラムの方でお茶を濁させていただきましが、ラン愛好家の方々および中高年の方々には一部不適切な表現がありましたことをお詫びします。m(_ _)m