(2002.10.20)
彼岸花咲く高麗の里
■ | 「埼玉県日高市」といってもご存じない方がほとんどかと思います。(日高市の方、ごめんなさい) アバウトな地図(下図ご参照)で恐縮ですが大体こんな感じです。ここに高麗(こま)川という何やらいわくありげな名前(注)の川が流れていて、それがギリシア文字のΩ(オメガ)をひっくり返したような形で大きく蛇行する箇所があって、この川に囲まれた一角が上空から見ると巾着(きんちゃく)の形に似ていることから「巾着田」と呼ばれています。 (注)奈良時代に朝鮮から渡来した人が住みついた所で地名や遺跡に多くの名残が見られます。 |
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■ | そして、この巾着田をすっかり有名にしたのが今回ご紹介する彼岸花です。もともと高麗川の土手や田んぼの畦に群生していたものとおもわれますが、その後、いつの頃からか人の手も入って、今ではご覧のような大群落を形成するまでになりました。シーズンにはここの彼岸花を目当てに各地から観光バスが押し寄せて大変な騒ぎです。 |
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