(2002.-8.-4)
写 真 館
キスゲ咲く高原
■ | 長野県のほぼ中央を東西に横たわる溶岩台地が蓼科・霧ヶ峰で、東側の八ヶ岳方向から順番に「蓼科エリア」−「霧ヶ峰・車山エリア」−「美ヶ原エリア」と連なって西側の松本方向に至ります。平均標高は1,600メートルで、若干のアップダウンはあるものの、全体が草原に覆われて360度のパノラマを欲しいままにできます。 |
ビーナスライン (2002年2月から全線無料開放) |
■ | 四季折々の草木が高原を彩るが、なかでも梅雨明けを待っていたように咲き乱れるニッコウキスゲはその白眉。緩やかにうねる丘陵を埋め尽くす明るい黄色は高原の夏になくてはならない彩りを添えます。 |
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■ | キスゲには4〜5年に1回の割合りで当たり年あるそうで、冬季の積雪が多いこと、アブラムシの発生が少ないこと、梅雨に適度の雨量があること、といった条件が揃うと花の付きがいいとか。毎年見ているわけではないのでエラそうなことは言えませんが、今年のキスゲも十分見事でした。 |
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