(2002.-5.12)

写 真 館

柏の葉公園



千葉県立「柏の葉公園」は千葉県柏市北部の流山市と隣接する一帯にあり、かつては旧海軍の無線通信所が置かれた所で、戦後は一時米軍に接収されましたがその後返還され、昭和59年から跡地の再開発事業が進められてきた所です。


総面積187.8haに及ぶ広大な地域で、全体が住居区域/公園/東大柏キャンパス/国立ガンセンターの4ブロックに区分され、ほとんどの開発が完成し、県北の中核地域として今後の発展が期待されています。

なかでも、中心になるのが公園区域で、約45haの敷地のなかに、公園・野球場・サッカー場(柏レイソルのホームグラウンド)・県民生涯学習センターなどが設置されています。今回ご紹介するのはその中にある「柏の葉公園」で四季折々の花々が訪れる人々の目を楽しませています。「柏の葉公園」のWEBサイトは[こちら]からどうぞ。



ツツジの大きな築山です。ツツジの花はやや華美に過ぎる感じがなきにしもあらずですが、そのボリューム感には圧倒されます
近道へ 出てうれし野の 躑躅かな (蕪村)
ほろほろと 山吹散るか 滝の音 (芭蕉)
園内の日本庭園にある小さな滝口。あいにくツツジが日陰になってしまいました。
秋にはすっかり葉を落としてしまうユリの木も初夏の日差しにみずみずしい若葉を繁らせています。
日本庭園にある茶室(松柏亭)に至る露地を彩るシバザクラ。