(2002.-4.21)

写 真 館

ひたち海浜公園



水郷で有名な潮来から鹿島灘に沿って大洗に至る一帯は「茨城県鹿行(ろっこう)地方」と呼ばれます。これはこの地域が同県の鹿島郡と行方(なめかた)郡からなることに由来していますが、千葉県の九十九里浜から続く砂浜が延々と連なり、風景としては変化に乏しい(=私にとっては「撮りにくい」)所で、今までもあまり取材の実績がありません。


今回はそんな鹿行地方の北端(正確には、ひたちなか市(旧、勝田市)になるので鹿行地方ではありませんが)にある「国営ひたち海浜公園」をご紹介します。ここはかつての水戸射爆場(空対地射撃爆撃訓練場)跡地に平成3年に開園された国営公園で、総面積350ha(現在その1/3が整備済)の首都圏最大の国営公園です。ひたち海浜公園のWEBサイトは[こちら]からどうぞ

かつては太平洋に面した砂丘に松林が拡がる海浜だったようですが(今でも随所にその面影あり)、園内は花木類の整備に力を入れていて、この時期はスイセン(そろそろ終わり)やチューリップ(見頃)の広大な花畑が訪れる人々の目を楽しませています。


花のことはほとんど素人なので、詳しい説明は避けますが、黄色がスイセン(種類はわかりません)で青色がムスカリとかいいます。全部で220種100万本あるそうで、今年は3月23日から4月14日まで「スイセンファンタジー」が開催されました。
ラッパスイセンの一種のようですが……
この辺りはチューリップガーデンです。81種20万本もあるようです。
松林の中にチューリップ畑が拡がっていい感じです。
チューリップ祭りは4月14日から30日です。
帰りは近くの那珂湊漁港の観光市場で新鮮な魚介類をお土産にどうぞ。
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