(2002.-2.12)

写 真 館

立春大吉−−冬から春へ


立春も過ぎて暦のうえでは春になりましたが、これからが1年で最も寒い時期になります。それでもあたりを見渡すと春へ向けての気配もなきにしもあらず……。


秋間梅林(群馬・安中)
今回は「近場」でそんな春の兆しのようなものさがしてみました。何やら、チマチマとした絵柄ばかりで管理人の「作風」に馴染みませんが、テーマがテーマなので悪しからず。



ロウバイ、漢字では蝋梅(難しい字だ!おまけに、画数が多いため潰れて読めない!)と書きます。「狼狽」でも「老梅」でもありません。俳句では冬の季語だそうです。

蝋梅や枝まばらなる時雨ぞら (芥川龍之介)
ワラの風よけ(雪よけ?)に囲われた寒牡丹です。

ふるさとは風の中なる寒椿 (入船亭扇橋)
上の2枚の写真と同じく野田市の清水公園で撮ったものです。野田といえばキッコーマン、この清水公園もキッコーマンとゆかりの深い千秋社によって運営されています。
紅梅の蕾もふくらんで…。

よきこともきっとあるはず梅二月 (汀子)


今回は、これでおしまいです。m( )m