(2001.12.9)

写 真 館

「晩秋短日−−秋から冬へ」


イチョウは東京都の木に制定されていて、この時期は都内のあちこちで見事なイチョウ並木が街並みに彩りを添えています。今回はイチョウの定番=明治神宮外苑と代々木公園を取材しましたので、これに昭和記念公園(立川市)と丸の内周辺の旧作を加え、さらに「特別付録」として気象大学構内(千葉県柏市)のイチョウ(こちらは新作)もサービスでお付けしてご覧いただきます。


   気象大学構内
一部の方にはご案内しましたが、下の写真(車窓を彩る明治神宮外苑のイチョウ並木)が朝日新聞のホームページ(asahi.com)の「紅葉前線(11月28日号)」に採用・掲載されました。



車窓を彩る明治神宮外苑のイチョウ並木です。
代々木公園のイチョウ林です。イチョウの落ち葉が一面に散り敷いて、あたり一帯が黄金色に染まりそうです。
皇居・和田倉門前にも立派なイチョウの古木が枝を広げています。写真右手のビルは日本郵船本社、正面奥に小さく見えるレンガ造りの建物は東京駅です。
昭和記念公園のイチョウ並木です。ここは昭和天皇在位50年を記念して立川基地の跡地に昭和58年に開園された180haにおよぶ国営公園で、その一角は都の広域防災基地にもなっていて、東京消防庁や陸上自衛隊の航空部隊も駐屯しています。
気象大学構内の大イチョウ、枝いっぱいの黄葉が朝日に輝く。
11月も下旬になるとすっかり日が短くなって、3時を過ぎるともうこんな感じ。最後の光を何とかすくい集めた1枚です。晩秋短日、秋から冬へ。日本の秋のフィナーレを飾るイチョウです。