(2001.-4.-1)

写 真 館

利根運河あたり


日本に「運河」があるのか? はい、あるんです。

群馬県から流れてきた利根川は千葉県北西端の東葛飾郡関宿町という所で江戸川を分岐しますが、この二つの河川に挟まれた狭隘部に開鑿されたのが「利根運河」で明治23年(1890年)に開通しました。

現在の野田/柏/流山の市境に沿って全長約8kmあり、それまでの銚子→野島崎→東京のルートを短縮する航路として賑わいましたが、その後、河川水運は衰退し、現在は洪水の分派や都市用水の供給に使用されています。

近年、河畔に親水公園が整備され、春ともなると満開の桜が往事を偲ばせています。
交通:東武野田線運河駅下車
東武野田線運河駅付近の「運河水辺公園」
前方が江戸川方向、手前が利根川方向で、利根川→
江戸川方向へ流れている
「運河水辺公園」にある記念碑
河畔を彩る満開の桜
運河の近くには東京理科大の野田キャンパスがあり、ちょっと失礼して構内の桜もカメラに
同じく東京理科大構内(?)の枝垂れ桜
「運河水辺公園」横の桜並木で、週末には花見客と露店で埋まる